毎回マスターと話をすると、色々なことを気づかせてくれる。
最近、朝に長江の大通りを散歩していて、
毎回、艮神社に立ち寄るようにしている。
そこには大きな大きなクスノキが大昔からあって、その存在感がとってもステキ。
幼稚園の時からこの艮さんのクスノキに会っているので(幼稚園が近かったので)
思い出深いというより、小さい頃から見守られている感じがして、好き。
最近、「変わらない」ことってすごくいいなって感じる今日このごろ。
存在感あるけど、柔らかい雰囲気。 運が良ければ猫にも会えるよ☆ |
この大きな木も、小さい頃から何にも変わっていない。
この、安堵感、安心感って実はすごいことだなと思う。
ここ最近の私は、変化し続けることが自身の成長だと思っていた。
Facebookや色々な情報を見るたびに、
私もがんばらなきゃとか、何かせねばとか、考えたりしていて、
少し情報疲れしていた。だから、携帯のない少しの期間、携帯離れをしたいなと本当に思って、それが少しの間(もう修理が終わって戻ってきた)できたことは、
すごく新鮮だった。
バンカムはもうすぐ30年経つらしいのだけど、私が小さいころから変わっていなくて、(産まれる前からある)それがすごくいいなって思う。
そういう話をしたら、変わらないでいることの存在感みたいなものを作りたいと当初から思っていたそう。まさに艮神社のクスノキだ!と感じながら、そんな話を、エディットピアフを聴きながらしていた。久しぶりに聴く彼女の歌声はすごく心に響いて、ようやく私もハマってきた年齢になったのかな。エディットピアフのバックミュージックに、ジブリの映画に出てきそうなマスター、まるで映画のワンシーン。(言い過ぎかな?)
なんかここ最近、変わらなきゃ、変えなきゃ風潮が自分にも社会にも尾道にもあって、
ちょっとしんどくなる時がある。もちろんそれはすごく必要なことで、矛盾しちゃうんだけど。
ここに来ると、なんか安心、ほっと思えるいつものマスターがいて、いつも通りの珈琲屋のように、
私も変わらずに与えたり、受け入れたり、自然の一部になりたいと思った日でした。
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